正しい姿勢を保って腰痛予防
腰痛を訴える人の多くは、立ったり座ったりしているときに、腰に余分な負担のかかる悪い姿勢をとっていることが多いようです。
腰痛予防でもっとも大切なのは正しい姿勢を保つこと。
正しい姿勢の基本は、立っているときも座っているときも脊柱の生理的湾曲(自然なs字のカーブ)を保つようにすることです。
それには、次のことを心がけるといいでしょう。
●背筋を伸ばす
●おなかを引っ込める
●お尻の筋肉を締める
●あごを引いて前方6メートルくらい前の地面を見る。
ふだん、自分がどんな姿勢をしているのかはなかなか気付かないものです。
この際、鏡を見て確かめたり人に頼んでチェックしたりしてみましょう。
腰に余分な負担をかけない正しい立ち方とは耳からおもりをぶら下げた重心線が、肩の上、股関節の中央、ひざの前、くるぶしの前を一直線で通るような姿勢をいいます。
ホワイトボードをご覧下さい。
この立ち方では骨盤は地面に対して約30度前傾しています。
体重は両足の親指にかけるようにし、かかとで立たないようにします。
一方、背中を丸めて前かがみになっていたり、反対に胸を無理にそらせておなかがせり出したりするのは悪い立ち方。
腰に負担がかかりすぎてしまいます。
参照
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