全身持久力をつけるためには
もっとも大切なことは自分に適した運動量で行うことです。
やみ雲に長い距離を走ったり、苦しい練習を続ければ効果が出るというわけではありません。
一般的に行われている方法は、血液を送り出す心臓や、酸素を取り入れる肺の働きを高める運動をすることです。
ある程度の長い時間を一定のリズムで続けられる軽めの全身運動が適当と言えます。
ウオーキング、エアロビクスダンス、サイクリング、スイミング、水中エアロビクスダンスなど豊富で多くの選択肢があります。
特殊な例としては高地トレーニングという方法もあります。
標高2000メートルくらいの高地で持久的トレーニングをすれば平地で行うより効果的に持久力が付きます。
運動の種目を選択するに当たってもっとも大切なことは、自分自身が楽しんで長年にわたって続けられそうな種目を選ぶことが肝心です。
楽しく、長くできなければ効果がえられません。
まずは運動をすることに体を慣らし、その上で徐々に全身持久力をつけるための条件(強度・時間・頻度)を整えていけば良いのです。
はじめから気合を入れすぎては体に毒です。
参考文献
からだ・健康・スポーツ /小島 康昭 他著 石田 良恵 他著/サンウェイ出版
関連ページ
健康に関する体力要素脚と腰の運動
エアロビクス
唐辛子ウオーキング