腸腰筋のストレッチ
今日ご紹介するストレッチも、ABCすべてのタイプの方に有効です。
(A。猫背+反り腰、B。円背、C。フラットバック(平背)。)
腸腰筋とは膝を胸方向に引き上げる筋肉です。
これが短縮すると腰椎を過剰に前彎させてしまい、反り腰の主犯となります。
腰痛持ちの多くの人は反り腰ですからこのストレッチは必須です。
足を前後に大きく開脚し、後ろに出した太腿の付け根が伸びるように意識してください。
骨盤が前傾しやすくなり、腿上げが軽くなります。
ストレッチのやり方
方膝を立てて、もう一方の足は足の裏が上を向くように後ろに引きます。
背中が丸くならないように膝の上に両手を付いて、重心を下げながら腿の付け根の部分を前に押し出すように伸ばしていきます。
階段や踏み台があればイラストのような方法も効果的です。
ポイント
●背筋を伸ばします
●伸ばしている側の腿の付け根を前方に押し出すように。
●できるだけ遠くに後ろ足を伸ばすイメージで。
台を使う場合
●胸を張っておへそをへこませます。
参考文献
※管理人補足
腸腰筋は深層筋肉とか、深部筋肉と呼ばれており、運動においては非常に重要な位置を占める筋肉だと言われています。
さらには生命活動として非常に重要な役割を持った筋肉です。
というのは、この筋肉群は背骨から大腿骨にかけて引っぱり上げるように繋がっていて、地球上に掛かる重力から身を守る筋肉だと考えることが出来るからです。
最近注目の「インナーマッスル」を意識してみましょう。
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