人気ブログランキング | 話題のタグを見る

整体 ツボゲッチューりらく屋(朝霞)

riraseko.exblog.jp
ブログトップ

塩分控えめ=健康 は間違い!!

塩分控えめ=健康 は間違い!!_f0115484_16275686.jpg
漢方医学では、冷え性、アレルギー、胃腸病、貧血、自律神経失調症、うつ病、リウマチなど陰性の病気にかかっている人には味噌、しょうゆ、明太子、佃煮、漬物など塩気の効いた体を温める陽性食品をしっかり食べさせると、健康が増進し、病気が回復するという考え方が2000年以上前から存在しています。

そもそも地球上のすべての生命の元は海の中で発生しました。

体内の海水が血液なのです。

塩は、、高血圧や脳卒中の原因になるというのは間違いで、むしろ種種の病気の予防や健康増進に役立つという研究論文がたくさんあります。

特に、アメリカで20万人余を対象にした健康調査で、
「塩分摂取の多い人ほど、心臓病や脳卒中を初めとする種種の病気による死亡率が低くなる」
という結果が明らかにされており、これまで日本人を呪縛してきた
「塩分=悪」
という理論は成り立たないことがわかりました。

また、体温が一度下がると代謝が約12%、免疫力が30数%も低下します。

体温が下がると同じ食べ物を食べていても太りやすくなるし、あらゆる病気にかかりやすくなります。

低体温化した原因6つ
1.運動不足
1960年以降、日本は大いなる経済発展を遂げ、歩くことが激減しました。
人間の体温の4割以上は筋肉から生産されるので、運動不足は当然、体温低下の要因になります。

2.冷房の普及
現代社会の夏はクーラーが普及し、体をたくさん冷やす上に、食生活は変わらず、カキ氷やビールなどの冷やす食物をとり続けています。
体温低下に拍車がかかり、夏こそ冷えから来る肩こり、頭痛、めまい、便秘や下痢、生理痛、むくみなどで悩む人が増加しています。

3.シャワーだけで済ます入浴
湯船につからない人が増えています。
シャワー浴は、体表の汚れは落とせますが、心から体を温める効果はありません。
シャワー浴と湯船に入る入浴では続けるほどに体温や健康に大きな差が出てきます。


4.水分の取りすぎ
日本人の死因の2位と3位が、心筋梗塞と脳梗塞という血栓症であるため、「水分を一日1リットル飲め」など、なるべく多くの水分を取るべきだという指導がなされています。

この指導も、ほぼ日本人全員に行き届いたようですが、心筋梗塞や脳梗塞は減る気配はなく、むしろ増加の傾向にあります。

人間にとって、一番大切な水分も摂り過ぎると体内で水害を起こし、健康を害する基になります。

植木に水をかけすぎると根腐れしますし、大気中に水分が多いと不快指数が上がるように、体内に水分が過剰になると、漢方では「水毒」といい、
●コリ
●痛み
●むくみ
●肥満
●めまい
●耳鳴り
●不整脈
●頻脈


の原因になると考えます。

他にも、雨に濡れると体が冷えるように、過剰な水分は体を冷やします。

水に限らず、あまり運動しない人が、水、緑茶、コーラ、ジュース、清涼飲料水、コーヒーなどの水分を取りすぎると体内に水がたまり、体を冷やす原因になります。

5.食物摂取の大きな間違い

「身土不二」(しんどふじ)という言葉があります。

自分の体と土=環境は密接不離だ、という意味で、食養の世界では、自分自身が住んでいる土地で取れた旬のものを食べると健康になる、と考えます。

日本人の食物は、今まさに無国籍型の様相を呈しています。

とくに夏の果物や南方の食べ物を寒い時期にも多食していることは、体を冷やす要因にもなっています。


6.塩分の制限

東北地方の人々の中には、30~40年前まで高血圧を患い、脳出血で死亡する人が多く、その原因が塩分の摂りすぎであるとして減塩運動が全国的に徹底して展開されました。

東北地方に限らず、昭和33年から昭和56年まで、日本人の死因の1位が脳卒中(脳出血)で、その元凶が高血圧とされていたからです。

現代のように、暖房器具が充分に発達していなかった厳寒の東北地方の冬を乗り切るためには、体を温める作用のある塩分をしっかり摂る必要がありました。

寒いときは血管も収縮して、血液の流れも悪くなるので、心臓は大きな力を入れます。

東北地方の人々の高血圧は、寒さが原因だったのかもしれません。

運動して体温が上がり、血管が拡張すると血圧が低下する傾向にありますが、東北の人々は、豪雪のため、家の中で閉じ込められがちで運動や肉体労働がままならず、血圧を上げていたのかもしれません。

それを一概に「高血圧=塩分摂取の過剰」と短絡的に結論受け、その結果、全国的に減塩運動が展開され、日本人の一億総低体温化を招いてしまいました。


まとめ
塩分自体が悪ではない。
ストレスをためて減塩食をしても健康にならない場合、むしろ塩分をしっかり摂るようにしたほうがよい。

ただし、体内に余計な水分と塩分をためないように、入浴やサウナ、ウォーキングなどで発汗したり、塩分を体外へ追い出す作用のあるカリウムを摂ること。具体的にはりんごを毎日1個、といった具合。

補足。

*注意*
すでに腎臓病の方は逆にカリウムを摂ってはいけません。なぜなら、腎臓が余分なカリウムを排泄できなくなってしまうので、そのカリウムが心臓の働きを邪魔してしまいます。

参考文献

「塩」をしっかり摂れば、病気は治る―病気の因を断つクスリ不要の治療法

石原 結實 / 経済界



関連ページ
ストレッチについて
免疫・ホルモン・自律神経を整える生活見直し8か条
ゆっくりつかろう毎日のお風呂
危ない健康法
腎臓が弱ったら(りんご)
一日一粒チョコレート(ナトリウムの排出を助けたりストレスを和らげる効果があります)
むくみにバナナ(カリウムがむくみに効きます)

体操・ストレッチ↓
リンパ体操
むくみを取る腎・膀胱系のストレッチ
冷え性、むくみにそんきょ
by sekotans | 2010-05-07 16:36 | 食品・食事 | Comments(0)

埼玉県朝霞にある個人経営の整体サロン。マッサージ系YouTuber。チャンネル登録お願いします。


by りらく屋 花澤誠子