陰性・陽性チェック表
食物の栄養的価値は、あくまでそれが含有しているカロリー、たんぱく質、脂質、糖分、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールやカロチンなどの物質の量で決められるからです。
しかし、漢方医学では2000年も前から体質と食物の質を組み合わせながら、健康増進や病気の治療に役立ててきたのです。
つまり冷え性の人、または冷えて起こる病気には、体を温める食物を。
暑がりの人、または暑がりの人がかかる病気には体を冷やしてくれる食物を与えれば、健康を増進させたり、病気の治癒を促進する、という考えです。
実際、環境や体質、体調によって「食べるべきもの」「食べないほうが良いもの」というのは変わりますね。
自分の体質が陰性か陽性かチェックしてみて下さい。
1身長 | A 低い~中程度 | B 中程度 | C 長身 |
2肉付き | A 固太り | B どちらともいえない | C やわらかい |
3姿勢 | A 背筋まっすぐ | B どちらともいえない | C 猫背 |
4顔つき | A 丸顔 | B どちらともいえない | C おもなが |
5髪の毛 | A 薄い(ハゲ) | B 歳相応 | C 多い |
6首 | A 太くて短い | B どちらともいえない | C 細くて長い |
7 目 | A 細くて一重瞼 | B 二重で細い/一重で大きい | C 大きくて二重 |
8肌の色 | A 赤~褐色 | B 白くも黒くもない | C色白~青白い |
9声 | A 太くて張りがある | B どちらともいえない | C 小さい、かすれる |
10 話し方 | A 早くて攻撃的 | B どちらともいえない | C ゆっくり、穏やか |
11 行動 | A 速くて力強い | B どちらともいえない | C ゆっくり、弱弱しい |
12 性格 | A 積極的、自信家 楽天的、明るい | B どちらともいえない | C 消極的、暗い、悲観的 |
13 体温 | A 高め | B 36・5度前後 | C 低め |
14 脈拍 | A 強い | B 中程度 | C 弱い |
15 血圧 | A 高め | B 正常範囲内 | C 低め |
16 食欲 | A 旺盛 | B ふつう | C あまりない |
17 大便 | A 太くて固い | B ふつう | C 軟便か細く便秘気味 |
18 尿 | A 濃い | B 黄色 | C 薄く透明に近い |
19 尿の回数 | A 5~6回/日 | B 7回前後 | C 8回以上か4回以下 |
A,B,Cから自分に当てはまるものをチェックしてください
A=+1点
B=0点
C=-1点
として計算します
+11点以上→強い陽性体質
+10~+4点 →陽性体質
+3~-3点→間性(ちょうどよい)
-4点~-10点→陰性体質
-11点以下→強い陰性体質
どうでしたか。
陽性体質の人、陽性過剰で病気になっている人は、陰性の食物を食べれば健康が回復しますし、陰性過剰の病に陥っている人は、陽性の食物を食べると不定愁訴も取れて健康になれます。
詳しくはまた次回書いていきます。
参考文献
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