わけもなく眠れないときの対処法
そもそも眠れない理由を探ったところで、いいことは何もありません。
「ああ見つかった、安心、安心」
とはならず、今度はその原因の対処法で眠れなくなってしまいます。
布団に入って1時間ほどたっても眠れないなら、「どうせ眠れないなら寝ないことにしよう」と決めてしまいましょう。
いったん「今日は寝ない」と決めれば、「寝なければ」と張っていた緊張の糸もほぐれ、体の力も自然と抜けます。
義務感を取り除き、開き直ったことで、逆に眠気がやってきやすくなります。
寝ないと決めたなら、ちょっとした用事を済ませてしまうのも手。
机の上を整理したり、取り込んだ洗濯物をたたんだりしてみましょう。
小さいながらも達成感があり、思いのほか気分が落ち着きます。
「眠らなくては」から「眠ってしまってもいいかな?」に、気持ちが移行しているはず。
「凝り性だから、机の整理が部屋の模様替えに発展しそう」
という困った人は、ハチマキをしてみては。
手ぬぐいやバンダナで、頭を少しきつめに縛ります。
こうすると、過剰に興奮している交感神経がなだめられる効果があります。
コツとしては、こめかみを通るようにして、平行に頭の後ろで縛ります。
斜めに下げて首の上で結ぶと効果がありませんので注意。(ホワイトボード参照)
また、長時間しめると逆効果。
長くても1時間くらいが目安です。
もちろん、ハチマキを締めて部屋の模様替えを始めては元も子もありません。
くれぐれも、どうでもいい事だけをするように。
そうこうしているうちに眠くなってくるでしょう。
参考文献
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