母指丘もみで虚弱体質改善(動画つき)
これが母指丘(母指球)です。
ここは経絡の肺経の通り道ですから、呼吸器系と関係の深いことがわかります。
また、胃腸の反応の現れるところでもありますから、風邪を引きやすいとか、胃腸が弱いなど、いわゆる虚弱体質を改善したいときは、ここを刺激するとよいでしょう。
●疲れやすい
●食事がまずい
●すぐ下痢をする
●無理がきかない
などという虚弱体質の人の母指球を見ますと、多くは母指球に力がなく、青い血管(静脈)が浮き上がって見えます。
虚弱体質の人でなくても、胃腸が正常な働きをしていない場合は血管が浮いて見えます。
そのようなときは、左右の母指球をこすり合わせたり、一方の母指球をもう一方の親指で揉むようにしましょう。
体調の回復が早まります。
刺激の仕方
両手の母指球を合わせ、やや力を入れて大きな円を描くように押しもみます。
温かくなるまで揉みますと、血液循環がよくなって赤く色づいたように血色が出ます。
また、一方の母指球をもう一方の手の親指でグリグリと指圧してもかまいません。
この場合も血色が出るまで行います。
一方が終わったら、もう一方も同様にします。
この動作は簡単に、どこででもできますから暇を見つけては常に揉むようにします。
新陳代謝が盛んになって、健康な体になれるでしょう。
参考文献
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