花粉症・アレルギー反応を楽にするツボ
からだは、右側からゆるみ始め、全体がゆるもうとします。
しかし急に冷え込んだりすると、左側が硬くなってゆるみにくくなります。
頭から流れ落ちてくるきの量もピークを迎え、頭や肩の辺りで流れがつかえると、花粉症などのアレルギーを引き起こす要因に。
また体の左側はどうしてもゆるみにくいため、下痢などの症状を経てゆるもうとする場合もあります。
骨盤は、腸骨が開こうとしながら持ち上がります。
このとき、腰椎一番も同時に持ち上がって動きが硬くなり、これがのぼせを引き起こします。
お腹の力が抜けて頭だけが熱くなると、これを鎮めようと甘いものをはじめ、無性に物が食べたくなる人も少なくありません。
ところが、食べすぎはのぼせを昂進させてしまう。
3月は食べ過ぎないように心がけるといいです。
ただし[甘いものをやめよう]と考えると、余計に食べたくなったりします。
お菓子を食べたくなったら、「のぼせているのかな」と気づき、右の手三里を温めるなどの方法を試すと良いでしょう。
アレルギー対策(花粉症・アレルギー反応をラクに)
3月は右だけでなく左側も敏感になるので、左の手三里も手のひらを軽く当てて調整します。
同様に合谷にもふんわりと触れてください。
どちらも10呼吸くらい。
また、二の腕の真ん中辺り、肩と肘の中間に位置する胸部反応点は胸椎5番に関係しており、ここに触れることで呼吸が深くなり、アレルギーなどの炎症を起こしている体を沈静化できます。
この部分も同様に調整しておきましょう。
胸の中心が温かくなり、腕や肩の周りは涼しくなったら気の流れが良くなったサインです。
花粉症の症状が出ているときは、頭の熱さ(のぼせ)が少し取れるだけでもだいぶ楽です。
●服の上からやっても効き目アリ。
●3つの場所を暖める順番はどこからでもOK。
※胸部反応点とは
二の腕の外側の肩の上と肘の下の中間。
気の流れがつかえていると凹んでいて骨に直に触れるように感じる。
流れがよければ筋肉の弾力を感じる。
参考文献
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