下腹&お尻引き締め体操
よほど太っている人を除けば、この体操でお腹を突き出すと、筋肉(腹直筋)が動くのを感じられるはずです。
腹直筋は、上は肋骨につき、下は恥骨とつながっています。
この体操における手の指先の位置は、まさにその腹直筋と恥骨の接合部分の上に当たります。
そこに指先を置くことによって、筋肉の動きを意識し、敏感に感じ取ることで、引き締めを図ろうというものです。
また、普通に足を開いて立つのではなく、足のかかと同士をつけて、つま先を開く姿勢を取るのにも理由があります。
この姿勢でお腹を突き出すと、おしりの筋肉(大殿筋)が自然と引き締まります。
足を肩幅に開いて立って行うのでは、この効果は得られません。
つまり、下腹部とお尻の両方に引き締め効果があるという、極めて優れた体操なのです。
特に意識するポイント
骨:恥骨
筋肉:腹直筋、大殿筋
体操のやり方
1.両足のかかとを付け、つま先を開く。
膝を伸ばして立ち、下腹部に両手を当てる。
2.1.の状態のまま、背すじを伸ばしてお腹を突き出した体勢を10秒間キープする。
NG 下腹の突き出し方が足りないと、引き締め効果が現れません。
参考文献
★管理人補足★
下っ腹が出ているのは
●腹筋が弱っている
●内臓が下垂している
●姿勢が悪い
などの原因が考えられます。
●痩せているのにお腹は出ている
●胃腸が弱い/胃腸の調子が悪い
●腰が痛い
など当てはまりませんか?
下記もご参考にされて下さい。
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