マッサージとケガの関係
マッサージとは文字通り「手当て」です。
人の温もりに触れてもらう安心感が、ケガをした時の精神的な癒しにもつながります。
その意味でも、マッサージは怪我の治療を助ける有効な手段と言えます。
リハビリの一環としてマッサージを
ケガ発生!
↓
直後から3日間はRICE処置を。
けがをするとただちに炎症が始まり、腫れが起こります。
この腫れが小さければ小さいほど、回復までの時間が短くなります。
腫れを最小限に食い止めるよう、正しい応急処置を行うことが大切です。
基本は、
●安静
●アイシング
●圧迫
●患部を心臓よりも高い位置に
この4つを守りましょう。
4日目から患部を温める
ケガをしてから3日が過ぎると、腫れが治まり、回復時期に入ります。
応急ではアイシングが基本でしたが、この時期からは患部を温めることが重要になります。
入浴や蒸しタオルなどで患部を温めることにより、血液の流れを促進し、老廃物を流し出します。
様子を見ながらマッサージとストレッチ
患部を温めて気持ちがいいと感じるようになったら、マッサージを開始して良い時期です。
マッサージで血液の流れを促し、緊張した筋肉をほぐしましょう。
ストレッチも血行を促す効果があります。
マッサージと並行して無理のない程度に行いましょう。
医師のOKが出たらトレーニングや仕事の再開
専門医の許可が出たら以前に行なっていた運動や仕事を再開します。
再発防止のためにもマッサージやストレッチと並行しながら、筋力トレーニングも行いましょう。
また、ケガをしてしばらくは痛みがなくてもトレーニングや仕事後は患部のアイシングを行うのが理想的です。
参考文献
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