顔を見てわかる体や心の状態
潰瘍などの原因はホルモンバランスの乱れであり、一部のガンの発生にもホルモンが影響を与えていると言われます。
実際、医療の現場では、ホルモン剤投与による治療が盛んに行われています。
ただ、ホルモン剤は、きわめて危険な副作用も併せ持っています。
そこでクローズアップされるのが、ホルモン剤に頼らずに、内分泌器官や視床下部、脳下垂体などを正常に活動させ、ホルモンバランスを維持するツボ押しとリフレクソロジーです。
顔は心身の状態を映す鏡
ツボとリフレックス・ゾーン(反射帯)は体のありとあらゆる所にありますが、特にホルモンの分泌に関しては、顔周辺に多く集中しています。
鏡を覗きこんで、自分の肌の状態に一喜一憂する女性は少なくありませんが、顔は心身のコンディションを映し出す鏡でもあります。
心も体も健やかであれば、顔の色つやはよく、肌はしっとりとして輝いています。
しかし、体調が思わしくない場合や心に悩みがある場合は、肌は生気を失い、眼の下にクマが出来るなどの状態になります。
医者にとっても、顔は重要なチェックポイントの一つで、「顔を見る」ことは病期診断の過程で欠かせない判断材料となっています。
自分の顔をじっくり観察
ただ漫然と鏡を見るのではなく、毎日じっくりと自分の顔を観察しましょう。
顔に何らかの異常が見られるときは、ホルモンのバランスが崩れ、顔のリフレックスゾーンに呼応する内臓にトラブルが起こっていると考えられます。
マッサージで、ホルモンのバランスを整え、その予防や症状の軽減に努めましょう。
※すべての症状がツボ治療やマッサージで改善されるわけではありません。症状がひどい場合は専門医に相談しましょう。
参考文献
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