筋肉・脂肪の役割
いくら外見は細くても、筋肉が少ない人は、健康的に見えません。
女性らしい適度の皮下脂肪に、引き締まった筋肉があってこそ、しなやかでメリハリのあるボディラインは作られます。
筋肉の役割はこんなにたくさん
さて、「美しい体の土台」となる意外にも、筋肉の働きは色々あります。
●綺麗な姿勢・動作を支える
筋力不足は、姿勢の悪さの原因のひとつに。
●血液のポンプ
心臓から送られた血液を心臓に返すのは、筋肉の働きです。
肩がこったり、脚がむくんだりするのは、たいていの場合筋肉を使わないのが原因。
●ばね
筋肉は、自ら収縮して力を発揮し、筋肉を引き伸ばす力が外から加わるとその力をたくわえます。
体が少ないエネルギーで効率よく運動ができるのは、これらの働きによるものです。
●プロテクター
全身には約4000の大小さまざまな筋肉があって、動作は、それを調節しながら行われます。
さらに、動作の途中で急に大きな外力がかかった時に、力を出して関節を守るのも、筋肉の役割です。
●エネルギーを使う場所
体の熱を生み出すためにエネルギーを使うのも筋肉の働きです。
筋肉の量が多いほど「太りにくい体」になります。
若い体には良い筋肉がつきます。
体重よりも体脂肪率に注意
皮下脂肪を嫌う女性も多いですが、皮下脂肪は女性ホルモンに欠かせません。
さらに、体を動かす時のエネルギーを最も効率よく貯蔵し、クッションとなって体を衝撃から守る役割もあって、適度な量が必要です。
しかし、内臓脂肪や皮下脂肪がつきすぎれば肥満となりますので、脂肪の過剰は避けましょう。
参考文献
関連ページ
筋肉をつけるとハリツヤ肌に
筋肉を増やすとやせやすくなる
脂肪を燃やす赤筋を鍛えよう(正しい姿勢で贅肉を落とす)
メタボリックはいけないのか?
コレステロールについて(悪玉コレステロールも必要)
体脂肪≠贅肉