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任脈・督脈の機能・症状・所属器官

任脈・督脈の機能
古典によると、任脈は体全面の正中線を走行しています。

そして、陰経の気が停滞した際に、これの流動を助ける、バイパスの役目を果たすと言われています。

すなわち任脈は陰経(肺・脾・心・腎・心包・肝)を統率しています。

そして督脈は、陽経(大腸・胃・小腸・膀胱・三焦・胆)を統括し、陽経全体のバイパスの役目を果たします。

現在、任脈の機能いついてわかっているのは、免疫機能を司っているということぐらいです。

任脈が、正中線を走行しているのは、これが免疫機能に関わる、胸腺などの部位を通るからです。

一方の督脈は脊髄神経と結びついています。

任脈・督脈を鍛えると、以下の働きが促進します。

任脈

肺・・・呼吸が深くなる
脾・・・噛む力、消化力
心・・・意識が明晰になる
腎・・・ホルモンの分泌を盛んにする
心包・・・血液循環の促進
肝・・・精力増進

督脈
大腸・・・表現力、排泄力
胃・・・外界を取り入れる力
小腸・・・栄養吸収力
三焦・・・外界適応力
膀胱・・・行動準備力
胆・・・胆力

任脈と督脈のセットは、経絡を全体的に整える働きがあるのです。


症状

任脈は免疫系の経絡ですから、ガン、クローン病、膠原病などの免疫に関する病気は、任脈虚が多いです。

督脈虚の症状については、未だ特定できていません。

所属器官
脊髄神経
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参考文献

タオ指圧、東洋医学の革命―証診断と経絡臨床の真実

遠藤 喨及 / ヒューマンワールド

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by sekotans | 2012-12-01 16:19 | 経絡 | Comments(0)

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by りらく屋 花澤誠子