良いふくらはぎの条件
立っていれば重力で体液は下へ下へと下腿(膝から足首)に集中しますし、足の筋肉を動かさなければミルキング・アクションが起こらず、血液をしっかりと心臓に戻すことができません。
ですから、これは健康な人でも起こりうるムクミです。
特に運動不足の人や筋肉が少ない女性によく見られます。
一時的なムクミであれば、ふくらはぎをマッサージして血液やリンパの循環を良くすれば、すぐにすっきりと取れます。
ですが、ムクミが慢性化している人も少なくありません。
また、大きなストレスや悩みを抱えていると、体に大きな不調があるわけでもないのに、それだけでふくらはぎ全体がパンパンに腫れることがあります。
まず、自分のふくらはぎを触ってみましょう。
筋肉というと、堅いイメージがありますが、一流のアスリートたちの筋肉は弾力性にとんでいて、決して硬くはありません。
まさに、しなやかという表現がピッタリのふくらはぎをしています。
さあ、手のひらでふくらはぎ全体をつかんで押さえてみてください。
●適度な体温が感じられる(冷えていない、熱すぎない)
●弾力がある(硬過ぎない)
●皮膚にハリがある(グニャグニャ・フニャフニャしていない)
●コリコリした部分がない
●押したり触ったりした時に痛みがない
●指で押してみて、指を離すとすぐに元の状態に戻る
これらのポイントをクリアしていれば、良いふくらはぎだと言えます。
ふくらはぎがいつもパンパンに張っている人は、要注意。
乱れた食生活や運動不足、睡眠不足などが原因で、体の機能が衰えている状態にあると考えられます。
これはいわば、病気へ向かう黄色信号。
冷え性や便秘、生理不順、肌荒れ、腰痛、肩こりなどの不快症状が起こりやすい状態です。
指で押した時、凹んで跡が残るような状態はもはや赤信号。
腎臓などに異常が潜んでいることもあります。
また、自律神経失調症の人は足がむくみやすく、足やふくらはぎをマッサージをすると水分が出て、すっきりとします。
参考文献
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管理人補足
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