毎日3分の足指つまみで万病が改善(動画付き)
漢方では、「気血」と呼ばれる生命エネルギーを運ぶ体の中の通路を経絡といいます。
気血の流れが滞って臓器などに異常が起こると、経絡を通じ、反射体に現れ、そこを刺激すると痛みを感じるのです。
もし、足の指を刺激して痛みを感じたならば、内臓のどこかに異常があることも考えられます。
なぜ「足の指」なのか。それは全身を流れる12の経絡のうち、実に6本の経絡が足に通り、中でも足の指は、経絡の始点あるいは終点になる重要な部位だからです。
痛かった足の指をつまんで刺激を与えるだけで、気血の流れは活性化し、次第に健康状態は回復に向かいます。
なお痛いからといって落胆する必要はありません。
毎日少しでも続ければ必ず効果が出てくる
中国で昔から知られていた経絡による足指と病気の関係。
足指のつまみ方は指の側面を中心に、軽く手の指の腹でつまんでクリクリっと刺激するだけです。
この時必ず爪を立てずに、手の指の腹を使って下さい。
毎日2~3分を目安に1本の指につき30秒以上、朝、靴下を履くときや夜のお風呂タイムなど焦らず気長に生活の一部として実践して下さい。
親指/脾経=消化器系、婦人科系の改善
親指/肝経=肝臓の疲労回復、眼精疲労緩和
糖尿病予防や、疲労感、だるさには親指と人差し指を。
胃の症状には人差し指。
薬指/胆経=全身の交感神経の興奮作用。アトピーの抑制。
小指/膀胱経=全身の副交感神経を興奮作用および体背面の痛み緩和。生殖器の症状や水分の調整。
参考文献
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