おしりを強打すると骨盤がゆがむ?
実際、婦人科系のトラブルがある人の中には、聞いてみると過去にお尻を強打していたというケースが少なくありません。
どこであれ、関節の動きの悪さを改善したいときには、
1.まず負担がないように休める
2.動きの悪い部分に意識を集める時間を持つ
3.痛みがなければ気持ちいいように動かす
この3つが大切です。
2.の動きの悪い部分に意識を集める方法をご紹介します。
それは手を当てること。
手を当てて意識を集めると、自然とその部分が活性化され、回復を促す働きがあります。
「手当て」という言葉の由来です。
一番体が回復するのは眠っている間なので、寝る前にやるのが効果的です。
元気の無いところや、気になるところに手を当てて、ぽかんと感触を愉しむのがコツ。
「気合で治そう!」と力んだり、難しく考えたりしないで下さい。
また体のどこかを強打してしまったら、まずは目を休めましょう。
意外かもしれませんが、ただでさえ打撲で緊張したところに、眼や頭の緊張が重なると、痛みも長引き、影響が残りやすいのです。
可能であれば積極的に心身をゆるめましょう。
古い打撲も初夏は新陳代謝が旺盛になって影響が取れやすいので、ゴールデンウィーク前後を利用して整体やマッサージを受けることをおすすめします。
骨盤セルフケア。股関節呼吸
1.仰向けになって股関節に手を当てる。
2.手の当たっている股関節で気持よく呼吸をしているイメージを持つ。
※脚を揺すぶるのもよい。
参考文献
関連ページ
打撲・捻挫・肉離れ・骨折・脱臼をしたときに
目を強くつぶろう(目や脳の疲れを回復)
痛み止めの救急法(まぶた圧迫)
座るときはそっと。
野口晴哉氏と橋本敬三氏の言葉(体に痛みがあるときの動かし方)
一番大事な関節は股関節(股関節を柔らかくすると仙腸関節が引き締まり腰痛の緩和に。)