安い靴で生活習慣病になる?
立ちっぱなしの職業や肥満型の人はクッション性が高い靴を履こう
立ちっぱなしの職業の人や、肥満型の人がクッション性の低い靴を履き続けると、「足底筋膜炎そくていきんまくえん」という病気にかかりやすくなります。
足底筋は、土踏まずのあたりを縦に走っている筋のことで、炎症による痛みはこの筋とかかとの骨が接する部分で発生します。
日頃からクッション性のある、かかとのあまり高くない靴を履くことが大切です。
また、アーチラインの合わない靴も疲れやすくなります。
アーチラインとは土踏まずにフィットするラインのこと。
底の薄い靴は、アーチラインも手抜きになっていることが多いため、避けたほうが無難でしょう。
靴選びが、生活習慣病を誘引する
バーゲン品などの安売りの靴は、底の部分がぞんざいな作りになっていることが多いようです。
底が薄くてクッション性が低い靴を履いて歩くと、硬いアスファルトの衝撃をもろに足、腰、膝に受けてしまうことになります。
その結果、腰痛、膝痛、全身の疲れが出てきたり、ストレスが蓄積することによって生理不順や血圧の異常といった生活習慣病の原因になることもあります。
理想的な靴は
●底に適度な厚さがある
●ソールが土踏まずのラインに合っている
●かかとがあまり高くない
※ホワイトボード参照
参考文献
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