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お酒の飲み過ぎで起こる症状とツボ療法

楽しくお酒を飲むために
お酒はたしなむ程度であれば、百薬の長となりえますが、大量に、毎晩飲酒をすれば体にいいわけがありません。
まずはしゃっくりが止まらなくなり、次第にお腹が出てきます。
なぜしゃっくりが出るかというと、過剰な飲酒は横隔膜運動を支配する延髄中枢、横隔神経、迷走神経、横隔膜または周辺臓器への異常な刺激となるからです。
お腹が出てしまうのはビールなどに含まれる糖質が脂肪として溜め込まれるからです。
そして歯茎から出血しやすく、鼻血が出やすくなります。
ひどい場合には、尿や便に血が交じることもあります。

なぜかといえば、お酒を飲むと血圧や体温の上昇がみられます。
高血圧は毛細血管などの細い血管を詰まらせる原因になり、鼻の粘膜が弱い人に限らず鼻血が出やすくなるとされています。
この場合の鼻血は、キーゼルバッハ部位という粘膜が薄く、毛細血管が集中している部分からの出血となり、ある程度の出血がみられても、しばらく安静にしていると自然と止血します。

しかし飲みすぎてしまうと、日々の疲労も蓄積して肝臓や腎臓の疲労により、鼻血がでやすくなります。
この場合の鼻血は、キーゼルバッハ部位からの出血というよりは、のどに近い方からの出血になるので、かなり大量に出血しなかなか止まらない危険があります。

肝臓は血液が空気に触れると固める為の血液凝固因子を作っていますが、慢性的な飲酒によって肝臓が疲労していると、血液凝固因子が作れず血が止まりにくくなってしまうのです。

歯茎からの出血や血尿、下血が起こる理由はビタミンc不足やアルコールが粘膜を直接刺激することによるとされています。
酔っ払って、歯磨きをせずに寝てしまうことでも、雑菌が繁殖し、歯茎の腫れ、出血につながります。
口腔内の環境が悪化すると、胃腸にも悪影響を与え、胃炎、胃もたれ、下痢、口臭、痔などが起こります。

また、二次的には
●食欲不振、
●下半身のだるさやむくみ、
●卵巣機能不全/勃起不全、
●湿疹、
●水虫、
●関節の痛みと腫れ、
●しびれ
などが現れます。

ひどくなれば心筋症や各部のガン、痛風、糖尿病、認知症などを発症してしまいます。
お酒の飲み過ぎは肝臓だけだなく、それ以外の消化器、神経、筋肉、循環器など全身のさまざまな組織にも障害を引き起こすのです。
楽しくお酒をたしなむためには、自分の酒量をわきまえて、間隔を開け、食事をしっかり取る、体を清潔に保つなどの注意が必要でしょう。
症状によって使用するツボが異なりますが、
●足三里(あしさんり)ひざ下のすねの上にある突起した骨から外側に1寸5分
●内庭(ないてい)足の甲側、人差指と中指との付け根
などは欠かせないツボです。

足三里には、胃経、胆経、膀胱経の3つの経絡が通っていて、消化と排泄をコントロールして、疲れを回復させ、元気にしてくれます。

内庭は胃経のツボで、身体にある熱を取り除く働きがあり、胃の消化吸収の働きが悪くなったのを治す効果があります。
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参考文献

すぐに役立つツボ療法100 新版―ツボのベスト20を活用

李 昇昊 / 七つ森書館

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by sekotans | 2014-03-12 13:32 | つぼ押し 手もみ | Comments(0)

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by りらく屋 花澤誠子