ボケ防止に効くツボ/運動
今日はボケ防止対策をご紹介します。
手首・足首が硬いとボケやすい
40歳、50歳と年令を重ねるうちに、老化現象で脳の働きも衰えてきます。
ボケには「脳血管性認知症」と「アルツハイマー型認知症」の2種類があり、患者の7割は脳の血管が詰まって、脳細胞が死んで記憶障害が起こる脳血管性認知症です。
したがって、ボケを予防するには、脳内の血液循環を良くし、脳を活性化させましょう。
特効ツボとゾーン(反射区)
脳の老化を防止するには、手の指の付け根や手首・足首の関節を柔軟に保つことが大切です。
手の甲側のツボ
●陽谿(ようけい)
手の甲を反らせて、親指の下にできるくぼみと、手首が交わるところにあります。
抹消に向かう血液の流れを良くします。
●陽池(ようち)
手の甲側、手首の中心のツボです。
血液が栄養分をしっかりと細胞に運べば老化は抑制されます。
陽池は細胞に届く末梢血管の流れを良くし、脳の機能を高めて活性化します。
●陽谷(ようこく)
手の甲側、手首の横皺の小指側のくぼみです。
手のひら側にある神門のツボと一緒に押しもみすると、脳の疲れがとれてスッキリしてきます。
手のひら側のツボ
●神門(しんもん)
手首の横皺の小指側の少しくぼんだところにあります。
不安感やストレスによるイライラした気分を落ち着かせます。
●大陵(たいりょう)
手首の内側中央にあるツボ。
押しもみすることで心臓が強化され血行が良くなります。
物忘れが気になったらここを刺激します。
●太淵(たいえん)
手首の横じわの親指側の端、骨の出っ張りの下のくぼみです。
手首を柔らかく保つことで、脳が活性化されます。
足の効果的なツボとゾーン
●脳全体ゾーン
脳の血管が詰まると、脳細胞が死んで、ボケが起こります。
脳に対応する親指全体を押しもみすることで、脳内の血の巡りを良くします。
●湧泉(ゆうせん)
湧泉のツボは生きるための生命の泉。
土踏まずのやや上、中央にあります。
足裏が温まるまで、親指でよく押しもみます。
クッションの上に足を置き、もう一方のかかとで湧泉を踏んでも刺激できます。
手の回転運動で脳梗塞やボケを防止できる
両手を上げ、手の甲を内側に向けて、そのまま手を反転させて、手の甲を外側に向けます。
「きらきら星」のようにくるくると回転させるとても簡単な運動です。
30回くらい続けてください。
手首が柔らかくなり、脳も活性化され、老化を防ぎます。
参考文献
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