ツボ刺激で体の痛みが取れる医学的メカニズム
あるいはなんとなく体がだるいという不定愁訴や不快感を覚えている方は、近年非常に増えています。
そうした体の異常には、早めの対処が必要です。
ツボ療法は家庭でも簡単にでき、慢性的な痛みや不快感にすぐに対応できる方法としておすすめです。
東洋医学では、体内にある生命エネルギーが循環する道筋のことを「経絡」と呼び、内臓の病気や痛みが発生すると、それに関係のある経絡に異常が発生します。
その中で特に反応が強い場所が「経穴」、つまりツボなのです。
痛みの起きている患部に関係しているツボを選択し、刺激を与えると、身体に反応が起こり、痛みや疾患が改善します。
これを医学的に解説すると次のようになります。
1.ツボへの刺激はまず、脊髄や中枢神経に伝えられる。
2.更に末梢神経へ刺激が伝わる。
3.全身の血行を正常化。&血液の循環を促進させる。
4.血液が体のすみずみまで行き渡ることで、体の緊張がとれ、ストレスが解消される。
5.痛みも取れる。
というものです。
ツボ刺激は「気持ちいい」と感じる力加減で押すことが肝要です。
マッサージ療法と同様に、精神的にもリラックスできます。
参考文献
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