歯を大切に。
自分の歯でかんでいる高齢者は、6割が健康状態が良好なのに対し、歯なしで入れ歯も入れていない人では、健康な人がわずか30パーセント。入院中や寝たきりの人が25パーセントに上るというデータがあります。
また、歯のない人は呆けやすいというデータも出ています。
たとえ入れ歯を入れたところで、自前の歯に比べると噛む力は四分の一にまで低下してしまいます。
味覚や歯ざわりも鈍ってしまいます。
できれば、やはり自分の歯で一生を過ごしたいものですね。
それでも抜けてしまった場合には放置するより義歯や入れ歯を使うほうが良いのですが、そういうとき値段が高いものならいいというわけでもありません。
ブラッシングなどのケアをきちんとしないと長く持ちませんし、年をとると歯槽骨が吸収されて土台になる歯茎も痩せてきて結局口に合わなくなってしまいます。
特に最初に作った入れ歯は、口のほうが受け入れ態勢が整っていないと言うので2,3年しか持たないと言う話もあります。
要するに自費か保険かよりもまず歯科医選びが問題になります。よく考えましょう。
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