胃弱・胃下垂をなおすには。
太れない体質の人は胃が弱かったり、胃下垂の場合が多いようです。
また、胃が弱いと胃下垂になりやすく、胃下垂になると更に胃の働きが悪くなります。
そして、胃などの内臓の働きが悪くなると腹筋が弱くなってきます。
するとまた胃が下がってしまいます。
なお、胃下垂というと、胃だけが下がっているように思いがちですが、腹筋が弱ると、胃だけではなく内臓全体が下がる傾向があります。
胃弱・胃下垂を治すには口やのどの運動(嚥下運動)や、消化管の働きを支配する迷走神経に刺激を与えることが必要です。
更に腹筋を鍛える運動をプラスすればいっそう効果的です。
迷走神経に刺激を与える体操
1.仰向けに寝て、両足をそろえて伸ばす。
右の下腹部に両手の指先を重ねて、真下に強く2分間圧迫する。
2.仰向けのまま手のひらを下にして、腕を体の横に置く。
両膝をそろえて立てる。
3.両手は床につけたまま、両ひざと足をそろえて右側だけに30回倒す。
このとき、顔は上を向いたままでいる。
4.腹式呼吸を行う。
腹筋を鍛える方法
1仰向けに寝て、両足をそろえて上げられる所まで上げます。
2ゆっくりと下ろします。
※ゆっくりと下ろすほど腹筋が強くなります。
※初めから何回も行うと筋肉痛になります。だんだんと回数を増やすこと。
参考文献
管理人補足
上記の体操と運動は腰痛対策にもなります。
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