へそで分かる健康状態/掃除の仕方
東洋医学にはへその様子を見て診断を下すという方法があります。
●へそをつまんで動かしたとき、自由に動き回る→「へそ切れ」といって不健康の証
●へそに水が溜まる→へそが上を向いている→下腹に力がある→心身ともに健康の証
●へそに水がたまらない→へそが下を向いている→健康に要注意
●へそが上のほうにあるように感じる→腰がこわばっているため下丹田の力が抜けている→調子が悪い
●へそが真ん中から右や左にずれている→骨盤や腰のねじれ→便秘や下痢を起こすこともある
など。
つまり、いいおへそは
●体の中心にある
●形もまっすぐ
●下のほうにあるように感じられる
●上を向いている
●つまんで動かしてもあまり動かない=お腹にしっかりと弾力がある
ということになります。
結果が悪かった人には下丹田を鍛える深息法がおすすめです。
下腹まで呼吸を誘導して、下丹田の力を充実させましょう。
おへそと神様
東洋医学ではおへそは神が宿るという意味の「神闕(しんけつ)」にあたり、胃腸の特効ツボとしてよく知られています。
おへそを温めると胃腸の働きが整います。
おへそのお手入れ
「へそのゴマを取るとお腹が痛くなる」というのは事実です。
へその皮膚のすぐ下は脂肪がほとんどなく、すぐ腹膜があるため、強く刺激を加えると腹膜に炎症が起きて痛くなります。
おへそをお掃除するには、以下のようにしましょう。
1.仰向けに寝る
2.ベビーオイルをたっぷり垂らす
3.数分間そのままにしてへその垢をふやかす
4.丁寧にめん棒で掃除する
参考文献
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