統合失調症について
●この病気は100人に一人の割合でかかり、国内の患者数は75万人を越えているといわれます。
●躁うつ病と並んで代表的な精神疾患です
●さまざまな刺激を伝え合う神経のネットワークにトラブルが生じる脳の機能障害による病気です
具体的には
●現実を性格に判断する能力が低下する(被害妄想・幻聴など)
●感情や意欲のコントロールが出来なくなる(奇声を上げてしまう、泣き出してしまう、布団から出られなくなる、など)
●適切な対人関係を保つことが困難になる(暴力的になる・無気力になる、など)
●外からの刺激に迅速かつ正確に対応できなくなる(パニックを起こす・のろのろとしか動けない・しゃべれない、など)
だけど大丈夫!
●治療可能です
●現在は抗精神病薬の発達で適切な薬の服用で安定した社会生活が送れる人も増えました
●「地域生活支援センター」では幅広いサポートが受けられます
●早期治療で早期回復
だからおかしいなと思ったら病院へ。
そのほか、こんなことに気をつけましょう
統合失調症との付き合い方
●困ったときは周りに相談
●なるべく一人でいない(支援センターに通う)
●疲れる前に休む
●病気の知識を更新しよう
●ドクターや関係先とは情報を共有
●薬は欠かさずきちんと飲む
●毎日会話しよう
●家族各々が自分の楽しみを持つ
+再発の防止のために
●体調が悪いときはすぐに受診
●病気の波を知る
●家族はお互い干渉し過ぎない(いい距離感)
●あせらずにゆったり構える
●思いやりと共感と感謝を持つ
●睡眠が取れているか確認
●家族のストレス緩和を重視する
参考文献
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管理人補足
「統合失調症」はごくありふれた病気だということを私は知りませんでした。
当事者や家族が、「恥ずかしい」「わかってもらえない」と隠しているケースが多いせいもあるでしょう。
この病気への差別・誤解がなくなり、救われる人が増えることを願って、記事にしました。