腱鞘炎に効くツボ
筋肉の始まりと終わりのところには腱があり、関節の骨についています。
関節を曲げることができるのは、腱があるからなのですが、関節を使いすぎると、関節が痛んだり腫れたりして、関節が動きにくくなります。
このときは、腱を包んでいるさやの部分が炎症を起こしているのです。
それが腱鞘炎です。
腱鞘炎は腱のあるところすべてに起こるのですが、今日は、手の指を曲げ伸ばししたときに、指の関節が痛む場合についてお話します。
親指が痛むときは偏歴(へんれき)、中指のときは手のひら側の内関(ないかん)、薬指のときは手の甲側の支溝が特効ツボです。
曲げ伸ばしができなくなる前に、早めに治療を始めましょう。
薬指のひきつれには親指で支溝を押すのが効果的。
薬指のひきつれには、支溝が有効に働きます。
親指でツボを押すとき、つめを立てて強い刺激にします。
骨と骨の間にあるしこりをほぐすことが大切です。
場所
手の甲側で、手首のしわの中央からひじに向けて約6センチのところ。
前腕には2本の骨があるが、両方の骨の間。
親指の痛みには偏歴を長めのリズムで
場所
手の甲の親指側。
ここを上に向け、手首のしわからひじに向けて約6センチのところ。
押して骨(橈骨)の上にあれば、ツボにはまっている証拠。
押し方
腕をつかんでずれないようにがっちりホールドし、押すのがポイント。
骨にビリッと来るくらいの強さで押してください。
中指を動かすには内関のツボ
中指に引きつれを感じたらこのツボを。
場所
手のひら側で、手首のしわの中央からひじに向けて3~4センチのところにある。
2本の腱の間にある。
押し方
突っ張った腱をほぐすように、親指の腹か親指を立てて丹念に指圧します。
腱がゆるめば早期回復します。
参考文献
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