花粉症予防は冬から。
熱も下がり、体のだるさもなくなったのに、鼻水だけが残ってしまうということも多いようです。
また、アレルギー性鼻炎や花粉症のように、しょっちゅう鼻水に悩まされている人もいます。
こういった慢性的なケースも含めて、不快な鼻水をすっきり止める方法を紹介しましょう。
水っぽい鼻水→生姜+サンショウ 粘る鼻水→ミント
鼻水は水のようにさらさらしているものと黄色く粘って鼻をかんでもなかなかスッキリしないものとありますね。
風邪を引いたとき、寒気がひどい初期の段階では水っぽい鼻水が流れるように出ますが、体が熱っぽくなってくると、だんだんと鼻水も粘り、色も黄色くなってきます。
さらさらした鼻水は「冷え」の症状。
ねばねばして色も濃い鼻水は「熱」の症状なのです。
そのため、さらさらの鼻水は体を温め、粘る鼻水は熱を冷ますという方法で治します。
さらさら鼻水を止めるのに即効性があるのはショウガと山椒の組み合わせ。
ちょっとからいのが難ですが、ショウガに山椒の粉をつけてかじるという方法は、効果テキメン。
なお、水っぽい鼻水が出ているときは、冷たいものを飲んだり食べたりすると、余計症状がひどくなりますので注意が必要です。
一方の粘っこい鼻水は、ミントのように、熱を取り除いて発散させる作用のあるものが効果的。
香りにも鼻を通らせる作用があるので、温かいミントティーなどがおすすめです。
花粉症の予防は、冬の生活がポイント
花粉症の場合も、シーズンはじめは水っぽい鼻水が出て、だんだんと粘るようになってきます。
この場合も、対処法は風邪のときと同じ。
ただ、一時的に楽にはなりますが、シーズン中の症状を完全に抑えるというわけには行きません。
できるだけ症状を軽く済ませるためには、シーズン前の冬の生活がかなり大切。
冷たいものや生ものは控え、根菜類をしっかり食べて、花粉に対する抵抗力を養っておきましょう。
参考文献
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