後頭神経痛2
ここから後頭部、頭頂部にかけて痛みが走ります。
●睡眠不足、
●動脈硬化、
●頚部の筋肉の緊張、
●頚椎の異常
などが原因で、この部分につながる大後頭神経、小後頭神経が圧迫されたり炎症を起こすと、痛くなります。
この痛みは慢性化することもありますので、指圧で和らげ、予防してください。
◎指圧のポイント
1.後頭部の痛む部分とその周囲をよく三指圧(三本の指で指圧)します。
筋肉の緊張がほぐれて血行がよくなれば、神経と血管の働きも正常に戻ります。
2.乳様突起を親指で押します。
耳たぶの後ろ側にある硬い骨です。
ここを親指で気持ちよく感じる程度に押します。
3.後頚部を両方の手のひらで掌圧します。
後頭部と頚部の境目の延髄部を、両手をつないでぐうッと圧を加えます。
参考文献
ちなみに以前に紹介した「後頭神経痛」のホワイトボードと内容は以下のとおりです。(抜粋)
後ろ頭が痛む、後ろ首がこる、肩が凝るといった症状は、一般に、後頭神経痛と呼ばれています。
そのうち、髪の毛を軽くなでたときにチカチカする痛みがあれば、頭の皮膚の神経の働きが高ぶっている証拠で、頭の中がズキズキ痛むのは、心臓から出た血液の流れが、うまく頭に循環していない為です。
多く流れすぎれば、充血性の頭痛が起こり、流れがスムーズでないとうっ血性や貧血性の頭痛が起こるのです。
図の矢印の経路に沿って良くマッサージし、指圧してみてください。
まず頭のてっぺんにある百会(ひゃくえ)から、後頭部の風府(ふうふ)を経て、髪の生え際のやや上の太い筋肉の外側にある天柱(てんちゅう)に向かう経路を手のひらで良く撫でます。
ついで、通天(つうてん)から天柱の外側にある風池(ふうち)までの線に沿って、良くマッサージしてください。
さらに、サイドの髪の生え際にある頷厭(がんえん)から、耳の後ろに突き出ている乳様突起の後ろ側にある完骨(かんこつ)に向かってマッサージします。
さらに、完骨を中心にして耳の後ろ側の経路を良く処置してください。
いずれの場合にもゆっくりとこねるように圧すことが大切です。
とくに、百会、天柱、風池、完骨といったツボはよく指圧してください。
髪の毛がシャリシャリすると痛いですから、なるべく圧すと同時にこねるようにすると良いでしょう。
なお、後頭神経痛には肩こりがつきものですから、肩こりの治療法を併用すると効果はいっそう上がります。
★管理人補足※自分でやるのは難しい、よくわからない、と言う方はりらく屋の「頭すっきりコース」をオススメします。
上記で紹介したマッサージと手順は少し異なりますが刺激するツボや使う手技、概念などは変わりませんので同じ感じで受けていただけます。
20分2000円。仕上げに頭皮と肩首を軽く叩きます。受けた方からは
「目が良く見えるようになった」
「鼻の通りがよくなった」
「頭痛が取れた」
「本当にすっきり」
などのお声を頂きます。
この本でも記載されているように肩周りもあわせて行うのがオススメですが頭すっきりコースを単独で行っても効果はあります。
お気軽にご相談下さい。
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