体に負担のかからない立ち方
年をとったり、ケガをしたりすると立ったり座ったりという日常の動作が苦痛になります。
そのために、動きたくないまたは動けないということになる場合があります。
そこまで行かなくても、立つのは億劫なものです。
しかし、楽に立てれば、つい体を動かしたくなるものです。
今日は体に負担の少ない立ち方をご紹介します。
一般的に、椅子に座っている状態から立つときには、一度太ももの裏側に力を入れて、今度はその力の反動を利用して一気に立ち上がります。
場合によっては、手の力を借りる場合もあります。
その時、ひざと太ももの前側に大きな負担がかかります。
ですので、膝に故障を抱えている人には、かなりの苦痛になります。
体に負担のかからないナンバ式立ち方
1.椅子に座った状態からどちらか片方の手を両足の間に下げながら体を前に倒していきます。(やりやすい方でOK)
2.体を前に倒していくと、おしりが浮いてくる。
3.お尻が浮いてきたら、ひざの後ろ側に意識をおいて、ひざの後ろ側を一気に伸ばす。
こうすると、ひざや太ももにほとんど負担をかけないで、立つことができます。
慣れてくると、手を下げなくても肩を前に出すことで立つことが出来るようになります。
参考文献
関連ページ
靴下や靴紐の動作を楽にする
ひざ痛体操2
膝痛体操1
ひざ痛を和らげるマッサージ
★管理人補足★
この動作で立つとすうっと立ち上がれます。
一般的な立ち方のように一気に力がかかるということがありませんので「よっこいしょ」と声を出さずに立ち上がれます。
コツはしっかりおしりが浮いてくるまで体を前に倒すことと急がないことでしょうか。
お試し下さい。