肌や内臓の下垂を防ぐには?
これらは以下のことに気をつけると予防、改善できます。
1.ゆっくり食べること。
胃の下垂対策は、空腹の時間をできるだけ多く作ることと、食べるときは腹八分にすること。
そしてゆっくりとよく噛んで食べることです。
そうすれば食べ過ぎを防げるからです。
短時間で胃を重くすると当然内臓が下垂し、肩こりの元にもなります。
2.急がないこと
急いで行動すると、どうしても前かがみになり、猫背になります。
猫背は内臓が下垂する原因のひとつですので、常に背筋を伸ばすようにしましょう。
走らないことも大切です。
また階段の登り降りを頑張る人がいますが、それよりも背筋を伸ばしてエスカレーターを使用し、関節や筋肉に無理をさせないほうがいいでしょう。
3.長時間座らないこと
長時間座っていることは内臓の下垂の原因のひとつです。
内臓が下がってくると腰曲がりになります。
腰曲がりを防ぐには、足に力を入れて立つことです。
お尻、膝、かかとに力を入れて(膝やふくらはぎ、腿がくっつくように)立つ癖をつけましょう。
おしりの筋肉が発達し、仙腸関節が引き締まるため、背骨が曲がるのを防ぎます。
4.床や畳に座らず椅子に座る
畳や床であぐらをかいたり、正座をしている時、猫背になりがちです。
猫背で長時間座っていると、お尻の筋肉が横に広がり、骨盤が開きます。
すると内臓は下がります。
ちなみに、骨盤がいつも開いているとおしっこなどの切れが悪くなり、失禁や尿漏れの原因にもなります。
座っているときに姿勢を良くするには、なるべく椅子に座る生活に変えましょう。
5.笑顔を心がける
目尻や頬が下がるのを防ぐには、笑顔になることです。
なるべく笑顔で過ごすようにすると、顔の筋肉をよく使うことになりますので、老け顔を防止できます。
反対に、笑顔にならずにいると、顔の筋肉は重力に負けてどんどん下がり、不機嫌そうな老け顔になってしまいます。
参考文献
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