気疲れした時の気分転換マッサージ
営業を担当している人などでは、1日じゅう、得意先周りをすることも珍しくありません。
何人もの人に接していると、一番たまるのは気疲れ。
気を使うと神経が興奮して、その分、心臓も一生懸命血液を送り出さなければならなくなります。
「心労」という言葉の語源が、心臓の負担という説もあります。
気疲れには、心臓の労を癒してあげる事です。
「あご」を押して心臓を回復させる
<3分間>
話しすぎて疲れたようなときには、顎の下にある「廉泉れんせん」というツボを指圧します。
廉泉の場所は首の動脈上、のど仏のすぐ上のところです。
廉泉は舌につながり、舌は心臓につながっているので、このツボを押すことで心臓の機能を回復させることができるのです。
ひじをテーブルまたは机の上に置き、親指を立ててツボの部分に当て、アゴを上下させるような感じでかるく圧迫します。
あまり強く押しすぎると吐き気がするので要注意。
目尻の脇の「太陽」<2~3分>
目尻の両側、少し骨がくぼんだところが、心労に効く太陽のツボ。
親指を当て、両手で頭を抱えるようにして、親指でソフトに押します。
円を描くようにして押すと、より効果的。
人に押してもらうと、より、気持ちがいいですよ。
座りっぱなしの時には
運転など、座りっぱなしの姿勢だと猫背になって、内臓が圧迫されます。
定期的に背筋を伸ばし、おへその周辺をつかむようによくマッサージしましょう。
内臓の圧迫が解消されて、腰痛や肩こりの予防にもなります。
運転中なら、赤信号のたびにするのがおすすめ。
参考文献
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疲れ目セラピー②(太陽のツボ押し)
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