背中が美しい人は、風邪を引きにくい
首を前に曲げた時、首の付け根あたりにひときわ出っ張る骨があります。
これが、大椎(だいつい)。
この大椎を中心に、背中の表層の筋肉、僧帽筋がざわざわしてくるのが、風邪の引き始めの症状なのです。
背中の表層筋が退化して、血流障害や栄養障害になっていると、ちょっと肌寒いくらいでもすぐ背中に悪寒の走る風邪キャッチ体質に。
背中が美しい人は、忙しくても元気なのです。
発熱は天然デトックス
一年に一回、大熱を出すけど、一日で治っちゃう。
という人がいますよね。
こういう人は、大椎が正常に機能している人。
うなじのラインが美しい見返り美人です。
背中が退化していると、半端な風邪気味状態が長く続きます。
微熱がずっと下がらず、それがまたボディーブローのようにじわじわと体を蝕んでいくことにも。
一気に高熱が出ている体内は、通常の4~5倍の新陳代謝状態になり、大量発汗が起こります。
汗と一緒に、細菌やウイルス、戦って死んだ白血球、老廃物などが排出されます。
まさに体の大掃除。
完全にリフレッシュし、細胞の世代交代を終えたら、体は自然に平熱に戻ります。
すごい風邪で高熱を出した後、毒素が抜けたかんじがすることがありませんか。
発熱は天然デトックスなのです。
参考文献
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(風邪の引き始め。悪寒がするときに)
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