腎臓の内臓反射(腎経⇔膀胱経)
ある程度の塩は体に必要ですが、それ以上の塩はむくみの原因となります。
むくみとは細胞の外側にある水のことで、本来なら腎臓が処理して体外へ排泄されるべきものです。
しかし、腎臓が弱っていると溜まったままになってしまいます。
細胞は内部には水分が多いほうが良く、外部の水分は少ないほうがいいのです。
むくんでいる人は、細胞の中の水が少なく、細胞の外に水が多いので、細胞はカラカラに乾燥し、皮膚はシワが増えます。
口も目も鼻も乾き(ドライマウス、ドライアイなど)、心臓も不整脈や動悸が起こります。
また、眼球の水分が抜けるので視力が低下し老眼もきつくなります。
一回の尿量も少なくなるため、夜中に何度もトイレに起きる、夜間頻尿が起きます。
腎臓が疲れると相方の膀胱経の気を使って回復を図るため、膀胱経の気が不足して膀胱経上の筋肉群が緊張します。
その結果、血圧が上がり、後頭部が重くなり、腰が曲がり、前屈が困難な腰痛になります。
骨から水分が失われて骨粗鬆症になり、骨折、寝たきりへとつながっていってしまうのです。
参考文献
関連ページ
むくみを放置しておくと脂肪になる?
むくみを取る腎・膀胱系のストレッチ
水を飲むとむくみやすい?
本能に従った塩分摂取なら問題なし(ただしミネラル塩を)
腎臓が弱ったら(りんご)
疲労の表れ「むくみ」にマッサージ
むくみについて。
むくみやすさチェック
コーヒーや白砂糖で腎実になる