「鎮痛薬(痛み止め)」は次の痛みのもとを作る
頭痛、腹痛、生理痛などを和らげる薬は薬局で簡単に手に入りますし、
リウマチ、関節炎、腰痛などに対しても、病院では痛み止めを処方してくれます。
こうした薬は一般に「痛み止め」と呼ばれていますが、正確には「鎮痛解熱剤」です。
痛みを止めるだけでなく、体の熱を下げる作用があるのです。
以前に「冷・痛・水」の三角関係図をご紹介しましたが、「痛み」は「過剰な水」による「冷え」によって引き起こされることが多いのです。
痛む部分は熱を持つことがありますが、それは発熱することで冷えを駆逐し、痛みを緩和しようとする反応です。
そうした自力で治ろうとする体の反応を帳消しにしてしまうのが、熱を下げる鎮痛薬だと言えます。
確かに、鎮痛剤を服用すると痛みから開放されますが、それは一時的なものであり、熱を奪う薬の作用を考えると、「次の痛みのもと」を作っているとしか思えません。
一般に、「薬」と呼ばれるものは「化学薬品」であり、本来、自然界には存在しない合成品です。
こうした合成品に対して、人間の体はストレスを受けますから、薬を長期間服用していると、種々の病気の根源とも言われる活性酸素が体内で発生するということも覚えておいて下さい。
参考文献
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