整体 ツボゲッチューりらく屋(朝霞)

riraseko.exblog.jp
ブログトップ

気、血、水について

東洋医学では心と体は一つであり、心が病んでも肉体が冒され、肉体が病んでも心が冒される、(心身一如)といった全体治療の理念が基本原則です。

西洋医学的には異常データが見つからないまま苦痛を訴える、不定愁訴や慢性病の患者が増加する現代。

人体の自己修復力を助長したり、免疫能を高めたり、バランスの崩れた身体機能を復調させることを目的とする東洋医学が、再認識されてきました。

東洋医学の基本生理概念「気、血、水」についてご説明します。

1.気
気とは形がなく、精神、神経系の働きだけのもので、生を充実した状態に保つ因子です。
気の異常は
●気の上衝(じょうしょう)
気は本来、上半身から下半身へと流れますが、その流れが滞ると、上半身に気が過剰に満ちるため、下から上へ突き上げるような状態、のぼせ、頭痛、動悸などが現れます。

●気鬱(きうつ)
これも気の流れの滞りですが、気の上衝が、下から上への逆上というのに対して、体の一定部位に静的状態として存在することであり、うつ状態や無気力として現れます。

●気虚(ききょ)
これは気の量的な不足のことで、主として胃腸機能の低下として現れます。

2.血
血は気の力によって全身をめぐり、各臓器に栄養を与えるもので、現代医学の血液とほぼ同じです。
血の異常としてはお血と血虚があります。
●お血
漢方独特の病理概念の一つで、現代医学的に言えばうっ血、末梢循環不全に当たります。
臨床症状としては、肩こり、月経異常などがあります。

●血虚
血の量的不足、いわゆる貧血状態を指しています。

3.水
水は体液のうちの血液以外のもので、水の異常は水毒として現れます。
臨床症状としては、下痢、便秘、むくみ、多尿、耳鳴り、関節痛などがあります。

気、血、水おのおのが調和を保ち、すみやかにそれぞれの生理作用を発揮すれば、人間は健康です。
しかし、これらのバランスが崩れた場合、治療が必要になってきます。

現代の風潮の一つに、「これくらいは大丈夫」と思い込んで無理を重ね、そのあげく病気になったら治すのは医者の仕事だという思い込みがあります。
しかし、発病してからの治療は苦痛を伴い、時間もお金もかかります。
それに、根本から治っていなければ再発の可能性も高いのです。
未病のうちに治せるよう、チェックやケアをこまめに行いましょう。
f0115484_1627114.jpg

参考文献

若石―足はあなたの主治医 (21BOOK)

21若石健康研究会 / 21若石健康研究会出版部

スコア:


関連ページ
健康=柔軟に変化する心身
f0115484_17511185.jpg

ツボ療法の基本手技(虚と実について)
f0115484_1892968.jpg

カラダ美人になる方法(東洋医学の概念)
f0115484_12483146.jpg

虚実補瀉(きょじつほしゃ)について
f0115484_13591225.jpg

むくみ、耳鳴り、肩こりの原因と対処法
f0115484_14415019.jpg

水毒や冷えによる病気と体を温める飲み物
f0115484_1251352.jpg

医学の東西はどちらも理がある
f0115484_11572541.jpg

生理痛を軽くしたい(お血について)
f0115484_15594934.jpg

by sekotans | 2013-01-08 16:41 | 東洋医学 | Comments(0)

埼玉県朝霞にある個人経営の整体サロン。マッサージ系YouTuber。チャンネル登録お願いします。


by りらく屋 花澤誠子