ヨーグルト神話の嘘
善玉菌が足りていないのです。
善玉菌が不足すると「消化吸収力の低下(アレルギーや肥満、老化)」「免疫力の低下」「ビタミン不足によるシミや肌の抵抗力の低下」「ホルモンバランスの崩れ」などの症状が出やすくなります。
善玉菌は外から入ってくる病原菌を撃退するので、ガードマンがいない腸は食中毒などの感染症にもかかりやすくなります。
「乳酸菌ならヨーグルトから摂取すればよい」と思っていたら大間違い。
なぜなら、輸血をする際、自分の血が一番いい(他人の血は体に合わないことがある)ように、ヨーグルトを食べてもお腹にいいとは限らないのです。
そもそも日本人は牛乳を飲む文化がなく、牛乳の成分を分解する酵素も少ない体質です。
ヨーロッパではヨーグルトは家庭で手作りして、温かいものをいただくそうです。
なるほど温かければ腸の動きも妨げずに吸収できるのもうなずけます。
ところが、日本でヨーグルトを食べるといえば、市販のもので冷たいです。
冷たいものというのは、それだけで腸にとっては消化が大変です。
しかも、ヨーグルトは脂肪なので、ご飯である炭水化物よりも消化しにくいのです。
そのうえ、ヨーグルトは乳製品なのでタンパク質でもあります。
タンパク質はうまく消化できないとアレルギーを起こしやすいので注意が必要です。
やはり日本人には粗食、和食がカラダに合っています。
味噌が植物性の乳酸菌を含んでいいますし、漬物も同様ですから、和食に切り替えればわざわざヨーグルトを買わなくても乳酸菌はとれます。
現代人はミネラル・ビタミン・食物繊維が不足しがちで、脂肪を取り過ぎの傾向にあります。
自分の乳酸菌を増やすには、食物繊維を食べましょう。おすすめ食材は
●キャベツ
●にんじん
●プルーン
●りんご
です。
参考文献
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