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消炎鎮痛剤の危険性/湿布薬では完治しない

腰痛や肩こりに対して、整形外科では消炎鎮痛剤が当たり前のように処方されています。
内服では飲み薬、外用では湿布薬として。
しかし、腰痛などに消炎鎮痛剤を使うことは問題点があるのです。

消炎鎮痛剤が痛みを止める仕組みとは
腰痛などの痛みは治癒反応として血流が回復した時に起こります。
腰痛の真因は骨格の歪みだけではない
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この時、血流を増やすために働くものにプロスタグランジンがあります。
痛みを起こす血管拡張物質で、発熱物質でもあります。
消炎鎮痛剤は血管を閉じるように働きかけて、血流や痛み物質を止め、痛みを止めるのです。
この作用は痛みを一時的に止めているだけに過ぎず、組織修復も止めてしまいます。
これでは腰痛や膝痛は完治しません。

消炎鎮痛剤は様々な害をもたらす
消炎鎮痛剤の血管を閉じる働きは、全身にも影響を及ぼします。
血管を狭めるので血圧の上昇を招き、強い交感神経緊張になり、高血圧や不眠という症状が起こります。
また、肥満の人たちは糖代謝が上がり、糖尿病発症のリスクが高まります。
頻脈状態になり、心臓にも負担がかかります。
顆粒球が増えるので、胃が荒れるのを始めとして全身の組織や消化管の粘膜を破壊していきます。

このような副作用がもたらされる前に、長期にわたる使用は避けるべきです。

血流を増やして腰痛・膝痛・肩こりを治す!
痛みは血流不足が元で起こります。
ですから治療法としては、どんどん血流を増やして組織を修復させればよいのです。
具体的には
●金時生姜など体を温める食品を取る。
●毎日40度位のお湯でしっかり入浴する。できれば半身浴や足湯がおすすめ。
●ストレッチ、体操など体を動かす。
●マッサージ・ツボ押しなど。
といった方法があります。
これらは組み合わせることで更に相乗効果が望めます。

体操は、筋力アップにもつながり、「筋疲労」の対策となります。
特に、筋力の低下している中高年や、肥満で筋疲労を起こしている方には重要です。
無理せず、出来る範囲で続けましょう。

消炎鎮痛剤は急性の痛みを取るには有効ですが、完治のためにはむしろ障害となります。
飲み薬もシップも、完治するには不要なのです。
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参考文献

がんも自分で治せる! 図解 安保徹の免疫学入門 (宝島社文庫)

宝島社

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管理人補足
りらく屋ではお客様が寒くないように室温の調整、タオルを掛ける、蒸しタオルやホットストーン、温感ヒートジェル、ユニコ膝ぽかゲルを使うなどして、「体を冷やさない」ように、そして「冷えた体を温める」施術をするよう、努めています。
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by sekotans | 2014-10-30 20:06 | 各種療法 | Comments(0)

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by りらく屋 花澤誠子