いい人、優秀な人ほどココロとカラダがこっている!
今の自分のこと、ちょっと考えてみてください。
1.近頃、どうもやる気がしない
2.最近、感動していない
3.感情が抑えられない時がある
4.お腹が空いているのに食欲が無い
5.寝不足なのに、よく眠れない
6.すごい肩こり、あるいは急な腰痛がある
7.生理不順
・・・あてはまるもの、ありませんか?
「昔はそうでもなかったのに・・・。」という体の不調、今までにない自分の状態に戸惑っている人も多いのでは。
そんなときの解消法は、
●とにかく寝る。
●食べる
●お酒を飲む
●スポーツで汗を流す
●恋人とデート
などでしょうか?
ところが、そのどれもイマイチ効果が無い。
「私、どうしちゃったんだろう」「年かなあ・・・」
という気分になる。
でも!
一言で言えばそういう人は「いい人」なんです。
あるいは「優秀な人」。
現代社会ではそういう人ほど、体と心がアンバランスになりがちで、身も心もこってしまうのです。
「いい人」の体と心
赤ちゃんはお腹が空くと、泣いてお母さんにおっぱいを飲ませてもらいます。
また、眠い時には遠慮なく寝ます。
でも、大きくなるとお腹が空いても「夕飯まで我慢しなさい」と言われたり、どんなに眠くても「学校の時間だから」と起こされたりと、体が望むこととは反対の意志を持つように訓練されていきます。
その訓練が行き届いている人が「いい人」であり「優秀」とされます。
仕事の最中に「お腹が減った」といっていきなりお弁当を広げたり、「眠くてたまらない」とその場で横になったりする人がいたらどうでしょう?
「信じられない」、「だらしない」、あるいは「アブナイ人」だと思われてしまいます。
だからもちろん、体と心の分離は必要です。
分離していなければ犯罪もたくさん起こるでしょうし、仕事をしてお金を稼ぐこともできません。
また、そうは言ってもココロとカラダを完全に分けることはほぼ不可能なので「もう死にそうだ」と思えば、多少お行儀が悪くても、周りに迷惑をかけてでも私達はその場で食べたり、寝たりするわけです。
しかし、ココロとカラダの分離が進んで悲劇が起こることもあります。
「過労死」です。
人一倍仕事をして慢性的に睡眠不足。
ある日突然倒れ、栄養失調と判明。
昏睡状態が続いて、間もなく亡くなる。
こんな人が日本にも意外と多くいるのです。
体は疲れ、「食べたい」「眠りたい」という欲求を持ち続けていたにもかかわらず、それが本人の心には反映されず、ほとんど自覚しない状態の中で倒れてしまうのです。
知らない人は「過労死」と聞くと我慢に我慢を重ねた成れの果て。というイメージを持ちますが、「過労で倒れた」経験者や、それを見ていた周りの人に聞くと「ちょっと疲れてはいたけどそれほどとは・・・」という印象であることが多いのです。
「いい人」「優秀な人」は日常的に無意識に自分の欲求を抑え、仕事や他人のことを優先しているので自分の体の感覚に鈍いのです。
だからそれまで出ていた体のサインを見逃し、「ちょっと疲れ気味かな」程度の軽い気持ちで働き続けてしまうのです。
が、実際の体はボロボロですから、ある日限界を迎えて倒れてしまうのです。
「こる」のは肩だけじゃない!
体の筋肉と同じように心もこります。
例えば、仕事上で不愉快なことがあった場合、相手が大事なクライアントだったら、あからさまに不機嫌になったりはしませんよね。
心のなかでは「こいつ、許さん!」と思っても、にっこりして「わかりました」と答えられる人。
これが「優秀な人」です。
人間というのは不思議なもので、こうした行動が習慣になると、お腹の底にある「怒り」をだんだん自覚しなくなります。
怒りだけでなく、心の動きに鈍感になっていくわけですから、感動したこともわからなくなります。
たしかに、子どもの時のようにいちいち感情的になっていたら、大人としての社会生活が送りづらいでしょう。
けれども、私達のまわりには感動的なことがいっぱいのはず。
気持ちが鈍くなると、表情もなくなって見た目も体も老けてしまいます。
表情は心の動きを表すもの。
無表情が続くと心の動きが自分でもわかりにくくなっていきます。
心のコリのほぐし方
社会生活の中で、私達の体や心はだんだんと硬くなる傾向にあります。
環境問題にさらされ、電子化が進み、ストレスや運動不足も深刻です。
スポーツをしたり、お酒を飲んだり、リゾートに行ったりとさまざまな解消法がありますが、それだけでは十分といえません。
現代では多くの人が心も体もこっています。
そして、そのコリが強くなると、体や心のバランスが崩れ、異変(不調・病気)となって現れるのです。
そうならないために、体や心を定期的にマッサージする必要があります。
体に余計な力みがあると、心もリラックスできません。
ココロとカラダはとても深くつながっています。
体の緊張をとけば心もゆるみ、心をほぐすことによって体の力は抜けます。
もちろん、大人として心と体の分離は必要ですが、積み重なると「無理」になり、心も体もこりすぎて、体調が狂ってしまいます。
「いい人」「優秀な人」のままで、もっとあなたが素晴らしく、ハッピーになるために欠かせないのが「心と体のマッサージ」です。
りらく屋では「体から心もほぐす」施術を心がけております。
参考文献
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